
第48代部長 渋谷武史
【基本方針】
知覚動考(ともかくうごこう)
昨今、私たちの置かれている状況は驚くほど変化しています。スマートフォンさえあれば、世界情勢から地元の美味しいランチまで簡単に調べられ、どこにいても様々なサービスの享受が可能です。また、かつては多くの人と時間を必要とした仕事や作業が、デジタル技術の進歩により少人数・短時間でも行えるようになりました。
しかし、これほどの変化がありながら、解決すべき課題は山積しています。日本においても景気の長期低迷、昨今の物価高、少子高齢化、子どもの貧困問題など、多岐にわたります。なぜこれほど技術が進化しても、問題を解決できないのか。それは得られた情報やイメージから、「やる意味がない」「変わらない」「これ以上は良くならない」と、諦めたり、決めつけてしまう傾向があるのではないでしょうか。
これは、事業者・経営者である私たちにも、同じことが言えます。時代の変化がますます加速する中、私たちは現状に甘んじることなく、常に新しい視点を持ち、果敢に行動を起こし、次なる課題や成長の機会を見つけていく姿勢が求められています。
だからこそ、知覚動考(ともかくうごこう)!「とりあえずやってみる!」という意味だけではなく、「知って、覚えて、動いてから、考える」プロセスが重要です。歴史的、または経営者として成功している人々は皆、このプロセスを踏んでいると言われています。
今、私たちは青年部のことを自分事として捉える視野を持ち、粘り強く青年部活動に邁進していく力を得ました。今年度、私たち朝霞市商工会青年部は、ただ情報を得るだけでなく、諸先輩方が築き上げてきたことを学び、肌で感じ、行動に移し、そこから得た経験を次の世代へとつなげていく。この姿勢を持ち、商工業を躍動させ、地域貢献や、青年部活動には何が必要なのかを共に考え、朝霞市商工会青年部で一丸となって新たな価値を創出し、共に、作り上げていきましょう。ともかくうごこう!
1年間よろしくお願い致します。